レビュー

ホセ版Equinoxの背景を知り、どうしても書かずにはいられない投稿

Equinoxが入っているジョン・コルトレーンのアルバム(Coltrane’s Sound)デザインの絵はマーヴィン・イズラエルが描いた、ということを書きますと予告しましたが、ちょっと脱線させてください。

というのも、今日起きたらホセ・ジェイムズがこんな投稿してたのに気づいたからなんですよ。Equinoxにまつわることです。
https://www.facebook.com/josejamesmusic/posts/10158244653623795

ホセがEquinoxを歌っているビデオとともに、このような内容が投稿されていました。曰く、Equinoxはホセの大学(ニュースクール)時代のメンターでボーカルの先生だった人との記憶の中にあるとのこと。どういうことかといえば、学生時代のある日先生のところにこの曲を持って行き(書き起こした楽譜なんですかね?)歌えないところがあって書けない部分があると言った、そしたら先生曰く、歌えないとこなんてないですよ、自分がやりたいことにマッチするテクニックが見つからないだけです、コルトレーンがそこで(歌えないとこで?)何をやっているかホーン奏者に聞きに行きなさい。

これがいい話だなーと思って。

そんな風にできたEquinoxのデモ、それをジャイルズ・ピーターソンに渡したわけですよね。で、ジャイルズ氏に上記のような先生とのエピソードを語ったら、ジャイルズ氏もその方の大ファンだったということがわかったという。

そして上記のリンクのホセの動画は、どうもコルトレーンのEquinoxをかけて、それに歌を重ねてるんですけど、コルトレーンのソロをなぞって歌ってるんですよ(実は、これを書いた後でもう一度ちゃんと動画を見て気づきました、ごめーん)。ホセの先生の話は、日本語で言う所の、まねる、まなぶに通じる話で、私も覚えておきたいエピソードです。

その先生とは、Janet Lawson。この1月22日に80歳で他界したとのこと。全く知らない方でしたが、シンガーとして影響を受けたのが、チャーリー・パーカー、レスター・ヤング、ソニー・ロリンズなどのサックス奏者だということです(ウィキペディアより)。

声は全然違いますが、以下の曲の歌い出しを聞くと、ホセも歌いそうな感じです。で中盤の声のアドリブはしびれますね。こんな風に、(私が)聞くべき音楽に出会える瞬間というのは、いつになっても天恵というか恩恵というか思いがけずにもらった贈り物のように思えるんですよね。

ちなみに、この曲So Highは、ジャイルズ・ピーターソンのコンピレーション「Jazz Juice 5」に入っているようです。