ねこまんがの原点
ねこやま猫道の「ねこまんが」の原点はデスノバの「ネコマンガ」です。ネコマンガはモノクロの猫写真に吹き出しをつけ、猫とは思えないことを語らせてギャグが炸裂する、1ページあるいは2ページで完結する読み物でした。1996年に発行されベストセラーとなりました。
1996年といえば、我が家ではじめて猫(まー)を飼った年です。その後2001年に近所のノラ猫ちゃーを保護し(ちゃーに関する記事はこちら)、2003年ちゃーの他界後に、保護猫のびーを譲り受け、この頃から多頭飼いとなりました。
はじめてのねこまんが
多頭飼いしてみて気づいたのは、猫同士の関係性が面白いということでした。そんな時に、デスノバのネコマンガを思い出しました。改めて読んでも面白いので、真似してこんなものを作りました。写真は、当時ウェブ(.macかな?)にアップしたものを友人が豆本にしてくれたものです。
また多頭飼いすると以前よりも猫の写真を撮るようになり、今度は撮り方に関心がいき、そんな時に猫のための写真講座の存在を知り、2005年から通い始めました。
コミックマーケットに出展
2009年に写真講座の仲間からコミックマーケット出展を誘われ参加して以来、続けて出展しています。
最初の年はポストカードなどを販売したものの、コミケなんだから同人誌でしょ、というわけで、何か作ろうと思った時に思い出したのが、飼い猫の写真で作ったねこまんがでした。
「ねこまんがvol.1」は2010年冬のコミケで発表しました。デスノバの「ネコマンガ」と出会ってから14年目でした。
以来、2013年まで(vol.4まで)ねこまんが制作は続きました。その年の夏に、初めて飼った猫まーが他界し、そのせいもあり、ある種の執念で制作したのですが、その後急速に熱が冷めてしまったのかもしれません。
ちなみに、ネコマンガ愛の激しさは、ネコマンガが左開きだから、ねこまんがも左開きにした(一般的に縦書きの和書は右開き)、というところにも表れています。