レビュー

[展示]AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展 で子どもの頃の映像体験が蘇った

文化祭メディア芸術祭で見た「水準原点」の作者、折笠良さんの作品があるというだけで行こうと思い、予備知識ゼロで臨んだ展示ですが、よかったです。

展示のための曲、それをテーマにした作品、行ってみてみたらそんなことが初めてわかり釘付けに。

折笠さんのはもちろん、音の長さや強弱が線に現れる梅田宏明さんのがよかった。私もHTML+CSSで試行錯誤する余地がまだまだあるかなーと思わせるものでした。
UCNVの都会の風景のグリッチング?画像も音楽とあってました。
あと水尻自子さんのフェティッシュなアニメ風な作品がヤバイです。
ユーフラテスの作品が梅田さんのと同じ雰囲気(モノクロでメディアアートっぽい)に思えたのだけど、ユーフラテスのは線が透過されたフィルムを動かすというもので、それも閲覧者が体験できるという嬉しい演出もありました。

展示を見にいくのはライブに行くようなもので、YouTubeに上がっている動画を見るのとは大分印象が異なります。とにかくスクリーンが巨大だったんですよ(横10メートル以上?)。一度に視界に入らないし、音と映像のシャワーを浴びているような体験でした。そのときふと蘇ったのが、子どもの頃の記憶でした。

昭和40年代のこと、円形ドームのスクリーンで360度映像が流れるという出し物を見た記憶があります。映像はアメリカのTVドラマのバットマン(だったような気が)。テレビのブラウン管の中のバットマンよりも大きなバットマンやオープンカーが私の周囲を駆け抜けるのは、私には強烈な体験でした。21_21の展示を見るまで長い間忘れていた記憶でしたが、当時の体験が自分の好みや関心に深く影響を与えているのかもと初めて気づきました。

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会場の21_21 DESIGN SIGHTの企画展ページにて、曲や展示の様子が紹介されています。