レビュー

あいちトリエンナーレ2016/岡崎エリア/野村 在(岡崎シビコ6F)

トランスディメンションの展示会場をでて「順路」の方を向くと、まるで光に向かって進むかような光景が広がっていました。スケルトンのコンクリートの空間に無彩色の作品があまりにもマッチしていました。作為的な爆発による無作為な痕跡を、写真や物体に留めるインスタレーションといえばよいでしょうか?爆発の痕跡をショッピングセンターの空きフロアで見る行為に二重の無常感を感じました。空間の使い方も贅沢で、作品一つ一つだけでなく、空間の使い方自体が美しいインスタレーションになっていました。もし、同じ展示を美術館の展示室で見たら、違った感想になっていたかもしれません。全く知らない作家の方ですが、名前を覚えておこうと思いました。
http://aichitriennale.jp/artist/nomurazai.html