The Keepers
The Keepersがなんかいい
苔に覆われた存在が静かにゆっくりと動くパフォーマンスというかパブリック・アート・プロジェクト。 10年程前から度々抗議のために?行われているようだが、今回はNYのペンシルベニア駅地区の乱開発に抗議するためのパフォーマンスを行った。見た目も面白いし、抗議活動なのにゆっくり動くという意外性も面白い(側には普通に抗議してる人たちはいる)。
記事によると、キーパーズは、パフォーマンスと写真を組み合わせたパブリック・アート・プロジェクトであり、ジェントリフィケーション(高級住宅地化)、環境破壊、都市部の乱開発といった問題への関心を喚起するもの。
ロウアーマンハッタンで毎年10月に開催されるパブリック・アート・フェスティバル「Art in Odd Places」のディレクター、エド・ウッドハムの作品。
https://hyperallergic.com/846326/moss-covered-activists-protest-penn-station-neighborhood-over-development/
(2023/9/25)
The Portrait of Gil Scott-Heron by Jamel Shabazz
アートの発見というわけでもないのだけど、ブルックリン・ミュージアムで10/8まで開催中のJamel Shabazz: Faces and Places, 1980–2023。美術館の屋外展示なのだけど、展示されている写真の中にギル・スコット-ヘロンのステージの写真があった(4枚目の写真の下から2番目の右側)。写真家とミュージシャンでNYCに住んでいたらまあ撮るかもなと思うけど。
他にも探すと誰かいるかも。(2023/9/26)
LuLu LoLo’s Paperdoll Fashion
これは、1950年代の人気ファッション・クイーン・コミックスのKaty Keeneにインスパイアされたパフォーマンス。ケイティはしばしば紙人形として描かれたらしい。最近ご無沙汰なマイプロジェクト、紙のTシャツAirTもリアルサイズにすると面白いかなあ。一昨日投稿した、The Keepersの作者がディレクターを務めるパブリック・アート・フェスティバル「Art in Odd Places」にもLuLu LoLoは参加してる。
https://www.instagram.com/p/CxqjgzjvPh-/
(2023/9/27)
Hashem el Madani
これ、ざわざわする。 レバノンの商業写真家ハシェム・エル・マダーニ(2017年没)、彼の写真館で撮られたもの。
レバノンのアーティストAkram Zaatariがコンパイルしていて、この写真は、Objects of study/The archive of studio Shehrazade/Hashem el Madani/Studio Practicesと総称されるシリーズ。
テートがコレクションしている117枚をみると、ダイアン・アーバスの双子の写真を彷彿とするものもあって驚いた(以下のリンク)。
https://www.tate.org.uk/art/artworks/zaatari-students-of-aisha-om-el-mominin-school-for-girls-sakakini-right-and-hadiyeh-bsat-p79430
(2023/9/28)
Alexa Edgerton’s Viral Cake Letters
36Days of Typeというタイポグラフィの?オンライン・チャレンジが毎年4月中旬から5月中旬まで開催されているらしい。
https://www.36daysoftype.com/
今年はAlexa Edgertonが大賞を受賞したとのことで、その作品がこれ。私の中のイメージの非現実的なアメリカンな色彩と装飾に溢れている。ケーキに見えるが、発泡スチロール、ペイント、spackle(補修剤)を用いて手作業で作ったという。というオチもアメリカ的。名前のA L E Xをケーキ文字で作ったみたい。他の作品も気になる。(2023/9/29)
Sally Apfelbaum’s Existential Crisis Jackets
French Worker Style Jackets、いわゆる作業着の白いジャケットにバックプリントしたもの。
仏、独、米の俳優、1960年代から1970年代の映画の風景やシーン、実存主義のイメージをプリントしている。
写真を見る限り、オンラインのTシャツ印刷屋さんのプレビュー画像みたいな気がするので、自分に近いというか、できそうな気がする。
私の、好きなアートに対する欲求が『着たい』でして、AirTのリアルTシャツもアートを着るなのだけど、これは今のアートから時代をずらして選択しているのがミソなのか。絵画というのも独特なのか。参考になる。
パブリック・アート・フェスティバル「Art in Odd Places」、9/27水曜日にも投稿したが、今年のテーマがDRESS!紹介されているのが着るアートばかりで楽しい。
月曜日に投稿した、主催者のプロジェクト、The Keeperも苔を着る(纏う)ものだったなー。
https://www.instagram.com/p/CxyAzWDulPQ
(2023/9/30)
Tripple T-shirts
着るもの繋がりで最近衝撃的だった服何だったかなーと思ったら、これだった。
写真は腕を広げてるけど、腕を下ろすとドレープ感があって、着物みたいでかっこよかった。
7/31にホセ・ジェイムズのライブに行ったのだけど、その時このTシャツ着てたんですよ。
5枚のTシャツの胴体をつなげて、袖は一番左と右だけ残す。 5つの首穴のどれかから首を出して腕は残りの首穴から出す。 エリカ・バドゥのトリビュートだったから、これはそんな感じ。
Triple T-shirtsというブランドのようで、通常は5枚じゃなく、3枚のTシャツの連結して1着のTシャツにしている。それにより6通りの着方ができるとのこと。3つの首穴のどこから首を出すか、腕を首穴から出すか、袖から出すかの組み合わせなのかな。 5枚だと難しいが、3枚だとアシンメトリーな着方ができていいね。(2023/10/1)
※この記事は、以下のThreadsで毎日投稿したものを一週間分まとめたものです。
https://www.threads.net/@tnomura