こねろ、黒猫!

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にゃん歌(ねこの短歌)同様に、回文も作りたくなってしまった今日この頃です。
なんででしょうね?個人的には、猫と回文って合うと思うのですが。

猫が丸くなって寝る姿が頭とお尻がくっついているからでしょうか?
猫がぐるぐる言うからでしょうか?
村上春樹の回文集「またたび浴びたタマ」があるからでしょうか?

村上春樹作品で私が持っている唯一の本が「またたび浴びたタマ」なのですが、Wikipediaによると、以下だそうです。

「二〇〇〇年のお正月にそれ(注・回文を作ること)以外に何をしたのか、今となってはぜんぜん思い出せない」くらい没頭して作った

わかります。私も目下没頭しています。
将来的には、猫写真+回文集を出したいので、猫にまつわる言葉を入れて試しているのですが、今日は習作をご紹介しますね。

1作目
猫砂けなす子ね
ねこすなけなすこね

「ねこすな」と「なすこね」を「け」で繋げただけです。
同じ作りの村上作品の方が面白いですよね(「またたび」を「あ」で繋げただけ)。

2作目
水、猫砂指し示し、示唆なす子ネズミ
みずねこすなさししめししさなすこねずみ

3作目
数瀬は肉球島行き苦にはせずか?
かずせはにくきゆうとうゆきくにはせずか

多少長文になりましたが、長ければよいというものではないですね。
また、文体が硬く、古臭い感じです。
3作目など、金田一耕助シリーズの一節のようにも聞こえます(笑)。
たんに、肉球島が獄門島を連想させるだけかもですが。

よくよく考えてみると、「猫砂」も「肉球」も別に可愛くない、ということに気づきました。
で、試したのが、「黒猫」です。

4作目
こねろ、黒猫!
こねろくろねこ

まさに、シンプルイズベスト!
我ながら天才的な回文だと自負しています。
我が家の黒猫びーがフミフミしている光景を思い起こしました。
猫のフミフミってうどんをこねているようにも見えませんか?

強引でしょうか… これからも回文を作り続けていきます。
面白いのができたら、またブログに投稿しますね。